ひとりごと


いたずら,ばれた?


[はながARKから日本聴導犬協会に来た頃の話]
(といっても協会のスタッフから聞いた話です。)

はなべ〜一家が初めて"はな"を見たのは,TBSの「どうぶつ奇想天外」のスタジオ撮りの時でした。そのVTRは,協会のスタッフがARKで,はなが候補犬にどうかの適性検査をしているシーンでした。4ヶ月くらいのまだカワイイ子犬がそこにはいたのです。垂れ耳,丸い顔,丸い鼻,他の子犬にとてもフレンドリーな物怖じしないはなちゃんが。そして,はなは98.3/19に聴導犬の候補犬となりました。その後あちこちのソーシャライザーのお宅を転々として,我が家に来たのは9ヶ月の頃でした。ですから,パピーの頃の写真もありませんし,どんな子犬なのか全然知りませんでした。

 この話を聞いたのは実は2000.9月のパピークラスの時です。「はなちゃんには,まいったよねぇ。」スタッフが溜息まじりで話してくれました。「えぇ〜!そうだったんですか・・・スミマセン。」と何故か謝ってしまいました。そのころのはなを預かっていたんじゃないんですけどね。(^◇^)

 以前トレーニングセンターの部屋が畳だったので,ビニールシートを敷いたり,カーペットを敷いたりと色々工夫していました。カーペットだとオシッコや何かこぼしたりすると不衛生ですし,ダニの問題もあるので良い床材ではないわけです。やっとリノリウムの床材を手に入れて貼り替えをしたばかりのある日,はなを一頭で留守番させたそうです。
用事を済ませ帰ったら。。。
6畳分ぜぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜んぶ見事にひっぺがして遊んでいたとか!

[もうひとつエピソードWAN]
 はなをソーシャライズしている間(98.7〜9)いたずらは,たったの一回でした。でも,とても考えられないことでした。(今でも不思議)

 協会から預かってきたパピーはどの犬も10日間くらいまで独りぼっちにはしません。(そのように要請されたのではありません。)その間子犬がどんな性格なのか,どんな反応をするのか:家の中や散歩で何が嫌いなのか,何が恐いのか,どんなことに神経質になるのか,興奮するのかなどなどを観察します。もちろんその観察はずっと続きます。パピークラスに行ったとき観察結果のレポートを提出します。そういうわけで突然留守番をさせるのではありません。「独りぼっちのお留守番」の時間を徐々に延ばしています。

 いたずらは,はなが2〜3時間の留守番が大丈夫になってきた頃の話です。
 子供の友達が来て夕食を食べに出かけることになりました。いつものように「行って来ます。」と言って鍵を掛け,「ただいまぁ!」と言って帰りました。
 その時はいつもよりとても喜んで,あまり振らないシッポもよーく動いていました。ちょっと違うなぁ〜?何で???
部屋に入って見ても最初は全然気が付きませんでした。部屋中散らかしていたわけではありません。何かを食べた様子もなかったからです。ところが・・・

 そのころ机の上にハムスターのプラスティックケージを置いていました。毎日一回,はなとハムスターは挨拶をしていました。手に乗せてハムスターの匂いを嗅がせていたのです。ペロッはあってもパクッなんてことはありません。ハムスターは元気に走り回っていました。
しかぁ〜し,木製ジャングルジムがなーい!
「まさか・・・?」なんとケージの蓋を開けてジャングルジムを取って囓って遊んでいたのでした。「ボウちゃん(ハムの名前)と遊びたかったのかなぁ?はなちゃん寂しかったんだね。」息子が言いました。

 ジャングルジムは1/3が囓られていましたが,そんなことおかまいなしにボウちゃんはその後も毎日ガタンと動くスリリングなジャングルジムで遊んでいましたとさ。

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