日本聴導犬協会支援ページ
聴導犬かよちゃんのHPです。
☆聴導犬☆ < かよ>・出生地:長野県 ・生年月日:1998年12月 ・澤和さんへの貸与日:2001年5月 長野県飯田市で捨てられていたのを小学生が見つけ「聴導犬にしてほしい。」と日本聴導犬協会に届けた。2000年9月から訓練を受けた後,澤和さんに無料で貸与された。2001年8月28日,澤和さんとともに日本アエシステムの松本空港発の大阪経由羽田行きのプロペラ機に搭乗。 ☆貸与者 <澤和ひかるさん>住所:千葉県市原市 職業:主婦 ひかるさんは,インターネットで日本聴導犬協会を発見し,しかも協会からは聴導犬が無償で貸与されていることを知りました。(以前,聴導犬を購入するために約80万円要求する育成団体しか知らず,あきらめていたそうです。)そして聴導犬との暮らしを再度考えはじめたのだそうです。 現在、澤和さんは社宅住まいです。その社宅ではペットは飼えません。そこでご主人の信二さんが聴導犬を受け入れてもらえないかと会社に相談したところ,社宅の一戸一戸全ての家庭(10棟)に意見を聞くことになったのだそうです。一ヶ月後、全ての家庭から了承を得た,との知らせを会社から受け,今かよちゃんは社宅の人気者です。 協会本部の隣にある研修施設で2週間の研修を受けました。研修では、聴導犬のケアの仕方や犬の行動学,心理学などの講義を受けます。そして,音に対して聴導犬がどのように反応するのか,その反応にどのように対応するべきなのか,を人が学ぶ大切な期間なのです。澤和さんご夫妻と暮らしているかよちゃんは今年3歳(1998年12月生まれ)。ひかるさんの夢は,「いろいろな風景をかよに見せてやりたい,信二さん(トライアスロンの選手です。)の応援に一緒に行きたい」ということでした。 2001年9/9の「第3回日本臨床獣医学フォーラム年次大会2001」の聴導犬デモンストレーションで「聴導犬と一緒にいることで、今までの生活と一番違うところは安心出来ることです。」と,ひかるさんはそう語ってくれました。 お湯が沸くと音で知らせるピーピーケトルや料理を作る時のクッキングタイマーそれを使用すれば,かよちゃんがひかるさんに教えてくれるのです。吹きこぼれてガスの火が消えてガス漏れになったり,ヤカンや鍋を空だきにするなどの危険から解放されるのです。背中を向ける信二さんを呼ぶためには、近づいて肩をたたかなくてはわからなかった生活が,お互いに離れていてもかよちゃんが替わりに呼んできてくれます。ひかるさんは,今までいかに緊張して生活していたかに改めて気がついたことも話してくださいました。 そして、2004年3/18に補助犬認定試験を受けて、正式に「聴導犬」として認められました。 おめでとう!
ウィンドウを閉じる 補助犬ステッカーのページへ